土用の丑の日 うなぎとしじみの味噌汁

  • 『土用の丑の日』は、梅雨も明けて本格的な夏の暑さに見舞われる頃です。
    『土用うなぎ』『土用しじみ』と云われるように、昔から夏バテ予防の食習慣として受け継がれてきました。
    うなぎは、体内でビタミンAとして作用するレチノールが豊富で、植物性のカロテンに比べて7倍の働きをします。レチノールは、免疫力を高め、細菌やウイルスに対する抵抗力をつける他、皮膚や粘膜などを強くします。
    また、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸が多く含まれますので、栄養バランスが良いことから、夏のスタミナ源として有効です。
    また、古くから『シジミは体に良い』と云われていますが、『黄疸にシジミ』と言われるほど効果があるとされています。黄疸とは血液中の赤血球が破壊され肝機能が落ちた状態。シジミに含まれるアミノ酸、ビタミンB12が肝臓の働きを助けます。シジミは理想的なたんぱく質を含み、肝臓の機能を活性化させることが出来、貧血や二日酔いなどにも効果的です。
    貝類には特有の『甘味』と『うま味』があります。甘味を持つアミノ酸を多く含み、旨味の素となるコハク酸を含んでいるためです。シジミは貝類の中で最も多くコハク酸を含み、味噌汁のアミノ酸との相乗効果で非常に旨みが良く出ます。美味しいだけでなく、コハク酸にはコレステロールを抑える効果もあり、シジミは『味良く、体に良し』優れものです。