ミソガール「全国発酵食品サミット in NAGANO」へ

ミソガール「全国発酵食品サミット in NAGANO」へ

長野県で開催された発酵食品の祭典「全国発酵食品サミット」に参加しました。
日本酒や醤油・納豆・漬物・パンなど、見渡す限り、発酵食品。
そして、さすが味噌王国長野ということもあり、味噌の関連ブースがあちこちに見受けられました。

私ミソガールは、ステージとセミナー、ワークショップをさせていただきましたが、長野の皆さんは、とにかくノリがよくて明るい。2日間フル参加してくれたご家族がいらっしゃったのはびっくりとともに、とてもうれしかったです。

そして、なんと、みそまるセミナーに農学者 小泉武夫先生がサプライズ登場。会場には歓声が上がりました。一つひとつテーブルを回り写真撮影に応じてくださった小泉先生。
「みそまるは、一つの文化になったね」というお言葉には、もう感激で、疲れも吹き飛びました。

ステージでは、味噌大好き芸人「三拍子」の高倉陵さんとのコラボステージを実施。
普段は落ち着いたトーンでお話される高倉さんですが、ステージに上がると一気に高倉節が炸裂! 軽快な味噌トークに爆笑の嵐が沸き上がりました。
ほかにも、かわいい子どもたちとみそまるデモンストレーションをしたり、みそまるのテーマソング「みそまる音頭」を踊ったり。味噌クイズ大会では、白熱の戦いが繰り広げられ、正解者には長野県味噌工業協同組合さんから「信州味噌」が贈られました。

「信州味噌」は、大豆・米麹・食塩を原材料とする代表的な「米味噌」ですが、いろいろある中でも神州一味噌の「み子ちゃん」のように、光沢のある冴えた山吹色、さっぱりとした旨味と豊かな芳香が特徴です。

信州味噌のルーツは、鎌倉時代に筑摩郡(現在の松本市)出身の法燈国師「覚心和尚」が宋から味噌の製法を習い、帰国後、布教の傍ら味噌の製法も広めたといわれています。
その後、武田信玄が行軍用(兵糧)として味噌づくりを奨励、さらに関東大震災で壊滅的な被害を受けた東京に向けて救援物資として送った「信州味噌」が好評を博し、関東地方への出荷がさらに増加しました。
信州は豊かな自然に恵まれ、朝晩の寒暖差が激しいことから発酵、熟成にも最適の場所。
おいしさと汎用性の高さから、今や全国各地で食べられている「信州味噌」の出荷数量は年間19万トン超で、シェアは46%(全国1位)!

長野県といえば、日本トップクラスの長寿県として知られていますが、味噌の消費量もトップクラス。
健康長寿の秘訣は、毎日の味噌汁が大きなカギを握っている、といっても過言ではありません。