みそと糖尿病

  • 40歳以上の5人に一人が糖尿病といわれる国民病。

    味噌に含まれる褐色色素には糖尿病予防効果が期待されます。

  • 味噌の褐色色素はメラノイジンと呼ばれ、味噌の熟成段階で生まれてくる成分です。動物の実験では、このメラノイジンには糖分の消化吸収速度を遅くし、食後血糖の上昇を抑える働きのあることがわかっています。この働きにより、糖尿病を予防する効果が期待されます。

    また、メラノイジンにはたんぱく質の消化酵素トリプシンを阻害する働きも知られており、これによる膵臓機能の促進を通じて、血糖値を下げるインスリンの分泌を盛んにすることが予想されています。これらから、味噌には糖尿病予防の働きが期待されるわけです。さらに、メラノイジンには、発がん物質の腸内生成を抑制したり、腸内乳酸菌を増やして腸の調子を整えたり、体内の活性酸素を消去する抗酸化作用のあることもわかっています。

    みそ健康づくり委員会資料『みそを知る』から紹介

  • 又、2015年秋には、血糖値を下げる物質と構造がよく似た、みそに含まれる物質も発見されました。

    ・ミグリトール(血糖降下作用;小腸での単糖類の吸収が穏やかになり、食後血糖値の上昇が抑えられる)

    広島大学名誉教授 渡邊敦光先生より