社長あいさつ

味噌で世界中のヒトと社会に「毎日に、おいしさと健康を」一日一神州一


 平素は、弊社製品へ格別のお引き立てを賜り誠に有難うございます。
又、味噌と同様に植物性素材の力を発酵技術で引き出すビール醸造の札幌開拓使麦酒醸造所を祖とするサッポログループに2016年に加わって以降、同グループの酒類・食品飲料製品のご拡売・ご愛顧にも重ねて御礼申し上げます。

 弊社は、1662(寛文2)年より長野県上諏訪高島藩御用酒造業(真澄®)の品質至上主義「米の旨味を一心に引き出す」技術を活かし、1916(大正5)年5月21日に同地に建設の「丸高蔵」にて「子供から大人まで、誰もが食べられ、健康に良い味噌を醸造する」精神で味噌事業を開始しました。

 味噌は、日本が誇る伝統の植物性・発酵の健康食品であり、日本各地域の四季折々の食材と相性も良く、ユネスコ無形文化遺産「和食」にも必須の調味料です。MISO輸出も1991年の北米向けの本格展開以来、輸出量トップ企業として、世界50ヶ国超でMiko Brandに触れることができます。

 国の登録有形文化財(建造物)である丸高蔵を「神州一味噌発祥の蔵」とし、当地で百年超の匠の技を磨きつつ、安心安全な食品提供へISO22000活動の徹底に加え、2021年には甲府と上野原の両工場でのFSSC22000取得により、国際基準での食品安全管理を確実に実践していきます。

 主力のみそ汁事業では、「おいしいね!!」ブランド(とん汁)の即席カップと即席3食が、「ジャパン・フード・セレクション®」で2022年最高評価グランプリを受賞。 続く2023年も「みそ汁食堂」ブランドの2商品が最高評価のグランプリを受賞。極めて稀なグランプリダブル受賞という功績を2年連続で収めるなど、流通・消費者のみならず食の専門家の方々からも、当社のこだわりに高評価を頂戴しております。

 私たちは、世界中のお客様の「毎日に、おいしさと健康を」ご提供し続けるために、ご家庭での味噌・即席みそ汁製品のみならず、飲食店様や食品メーカー様へ個性ある発酵原料提供を通じた独自のサステナビリティ経営で、独自の存在価値を発揮し続けます。神州一味噌のさらなる飛躍にご期待下さい。

神州一味噌株式会社
代表取締役社長

小松 克哉